かつて、“オジー” ・アルディレスがJリーグで指揮をとってた頃の話。

冬場のゲームでは試合の様子を眺めながら、手にした紙コップを口許に寄せると白い湯気を放つ様子が度々カメラに映っていた。
あれはコーヒーだったのか、お茶だったのか、それとも別の飲み物だろうか…?


さて本題。ゲーセンにはやはりカップ式自動販売機が欲しくなると思う今日この頃。
高速道路のサービスエリアなんかにあるアレです。

理由の一つは、オールシーズン、ホットとアイスが選べること。

缶やペットの自動販売機は、夏場になるとホットが無くなり、「つめた~い」一色となります。
まぁ、当たり前っちゃ当たり前な話ですけどね。

ただ、ゲーセンの中というのはなかなかに気のきかない冷暖房がばっちり入ってる事も多くって。

外気温などお構いなしに、真冬でも汗ばむような暑さの事もあれば、真夏に上着が必要なほど肌寒い場合もあったりして。

この時期だともうホット商品は完全撤去されて夏仕様になってる自販機も多いですが、日によっては温かい飲み物が欲しい場合もあるわけです。

そしてホットコーヒーのミルク入り砂糖なしが選べるのもポイント。
ブラックの気分じゃないけど微糖は甘すぎてなんか違うっていう時もあるわけで。
缶コーヒー系はひとメーカーで何種類もこだわり風味で出してるくせに何故ブラック以外は甘さの調節がヘタクソなのか。レギュラーと微糖とカフェオレとエスプレッソの甘さほぼ一緒やんけ。同じ甘さのを何種類も出してどうするつもりよ。
(微妙に違うと思うよ)

たまにちょっと変わり種のドリンクが選べるのも御愛嬌。バナナセーキとか抹茶ミルクとか山ぶどうジュースとか。


もう一つの理由が、紙コップ。

WCCFをやってると、空ピローというのが発生します。

WCCF設置店の場合、主にピロー用のゴミ入れが台の近くに設置されてるケースは結構あります。

ただ、個人的にはそのゴミ入れにピローがワサッと無造作に突っ込まれていたりするのは…美しくないと思うのです。

或いは、不釣り合いな大きさのゴミ箱に、申し訳程度にピローが数枚チロッと這い蹲(つくば)っている様も何というか、妙な居心地の悪さみたいなものが気になってしまいます。

更なる問題点として、ゲーセンの店員さんが定期的に巡回してゴミ回収する。それはいいのです。いいのですが、こちらとしてはプレイ途中の中途半端なところで一旦ゴミ入れを空にされましても、ほんの数秒後に《いま空にしたばかりのゴミ入れに、回収の余韻も抜けぬうちに新たにゴミ投入》というのはいささか無粋というか、なにやら気が咎めるものがあります。
ましてや、その店員さんがまだ数メートル先で作業をしている場におかれましては。
なんですかこれは。ちょっとした嫌がらせみたいになってませんか? お前の仕事無駄だぜ的な。
(気にしすぎ)

そこで、「あっスイマセンこれもいいですか?」とかわざわざ差し出すほどのものでもなく、言ったら言ったで微妙にメンドクサイやつだと思われたりはしないかと思ったり…進むも地獄、留まるも地獄。
(生きにくい人だね)

気にしなければ角が立つ、気にし過ぎれば流される、意地を通せば窮屈だ、とかく人の世は住みにくい。

そんなわけで暫くボタンの脇に所在なく置かれたピロー、…じゃま。


話が逸れました。

そんな時にカップの飲み物があるとですね、便利なんですよ。
ゲームのお供にちょこちょこと飲み進めて行って、ちょうど引いたカードも数枚まとまった頃に、時間も経過して生ぬるいミルクティー…ホットコーヒーをクイッと飲み干し、徐(おもむろ)に空いたカップにピローを入れて行くと…あらなんと収まりの良い。

だいたい紙コップの縦幅にピローの上部1~2cmが覗く位のサイズ感。
縦置きでトータル10枚20枚はどんと来い。詰めればもっと。

最後に紙コップを畳んで、嵩張らない、散らばらないようにして店内のゴミ箱に入れて帰れば収まりも良い…

なんて思うんですけどね。

たぶんこれ共感する人はほとんどいないだろうなぁ…。


ちなみに調べてたらカップ式の自販機は「喫茶店営業」の許可が必要なんだとか。



 
本当はオリジナル(UA)版を載せたかったのですが…いい感じのを見つけられず。


どこまで行けばいいんだ~ろぅ~♪
(オチ行方不明)