早朝のイタリアvsスウェーデンをみて。

こういうジリジリした展開で点を取ってきたのがバッジョだったんだなぁ…などと思う。
我ながらいつの時代の話だよ。

ビッグタイトルに恵まれたわけじゃないから、記録で振り返ると歴史的な評価はそう高くならないだろうけど。
イタリアにはそういう男が必要だったんだよ。
みんなの希望を背負える男、そういう困難な状況でこそ輝ける男が。

ま、今言ってもしょうがないけれど。
でもやっぱりナショナルチームって技術や戦術よりもハートが一番よね。
別に技術や戦術が無くていいわけじゃないけど。
あっ別に特定の日本人選手をどうこうとかって意図じゃないっす。

そういや最近の日本でも希望の名を掲げた人がいましたっけ。
戦争の才と治世の才は全然違うんだよね。


そして自分はアズーリというチームが特別好きなわけではないんだなと確認。
このチームではワールドカップ出たところでベスト4はまず無理だろうし、ベスト8も相当厳しいだろう。
ベテランの思い出作りで出るくらいならスウェーデンの方が可能性はあるし、実際スウェーデンの方がいいチームだと思った。

スカパーで解説のK勝氏がイタリア代表の選手起用や配置を穏やかにdisり続けてたのが印象的。

それでもイタリア代表にとってはヘタになあなあで協会執行部や代表の体制が続くより、こういうショック療法で変わらざるを得ない状況になるのはむしろ長期的には良かったんではないかと思う。

変わるとすればだけど…。


2014年の会長選で政治屋でレイシストのカルロ・タヴェッキオが勝ち、デメトリオ・アルベルティーニが敗れた結果がこれなのではないかと思ったりする(もちろん今調べました)。

あっ、でも当時アルベルティーニが会長になってたら15-16ATLEのカード化はなかったかも…。

そんなわけでATLEアルベル兄さんを使おう(無理矢理)。 

あとバレージとかマルディーニとかベルゴミとかで協会の刷新を図ってはどうか。
新しい地図(無理矢理)。



「イタリアのいないワールドカップなんて…」とか、この日のイタリア見たらマジで言えんわ。
むしろ「このイタリアが出てこられても…」というレベルだったわ。

どのチームも、それぞれのレベルで上がったり下がったりを繰り返しながら歴史を紡いでいると思う。
そういう意味では全てが繋がってるし、現在の理由は過去にあり、未来の理由は現在にある。
上がった所だけ、下がった所だけを見てどうこう言うのはフェアじゃないはず。

むしろイタリア人選手は今オフしっかり休養とって、来シーズンに向けて頑張って下さい。
ワールドカップ終わればEURO予選もすぐ…って今度はネーションズリーグもあるのか。

その前にFIGC自体がどうするか、だけど。
きっと監督だけすげ替えるんだろうなぁ…。


(内容は個人の感想です)